三森いこ 初の写真集『この星の中』出版と個展開催のお知らせ
7月16日より、初の写真集『この星の中』出版に併せた個展を開催します。
数年前に出会った一人の男の子を撮り続けたシリーズ作品です。
皆さまのご来場を心よりお待ちしております。
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三森いこ 写真展「この星の中」
会期:
2024年7月16日（火）- 7月28日（日）
12:00-19:00
月曜定休/入場無料
会場:
TOTEM POLE PHOTO GALLERY
〒160-0004 東京都新宿区四谷四丁目22 第二富士川ビル1F
・東京メトロ丸ノ内線、新宿御苑前駅 2出口より徒歩7分。
・東京メトロ丸ノ内線、四谷三丁目駅 2出口より徒歩10分。
・都営新宿線、曙橋駅 A1出口より徒歩7分。
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展示説明文
数年前、初めての社会人生活に馴染めず、毎日忙殺されている中、偶然にも出会った一人の男
の子。約1年3ヶ月の間、お互いの生活圏や見知らぬ土地、様々な場所へと向かいながら、三森
いこが彼を夢中で撮り続けたシリーズ作品を展示します。
ステートメント
だれかと心で繋がりたい、ひとと深く繋がりたい。
私にとって写真を撮るということは、日々の生活の中では満たされない欲求を
すこしでも満たすために必要な行為だった。
はじめてきみを見たとき、いいなと思った。
かわいくてちいさくて、ひたすら懐くきみが猫みたいで、ねこちゃんって呼んでいた。
シャッターを切るたびに、愛おしくて、かなしかった。
うれしいとかたのしいとか、そういうのが全部おなじだったらいいね。
ねこちゃんはいつしか私の背を越して、少年に変化していった。
きみは少しずつ、私の手の中には収まらなくなっていく。
撮ることは私の中にある冷たさを知ることだった。
きみの機嫌が悪くても泣いていてもカメラを向け続けるということは暴力的で残酷だと思った。
私もくるしかったんだよ。
けど、私は写真がないときみと繋がれないから、どうすることもできなかった。
いつからか、私は写真の中のきみが好きということに気づいて徐々に撮れなくなっていった。
近づいたり離れたりする心は、どうなるんだろう。
私はただ、きみのこと、大事にしたかった。
・写真集『この星の中』を先行販売
会場では、三森いこ初の写真集を先行販売します。
デザインや印刷、造本にこだわって制作した一冊です。
サンプルもご用意しておりますので、ぜひ一度お手に取ってご覧ください。
著者：三森いこ
編集：池谷修一
ブックデザイン：伊野耕一
プリンティングディレクション：鈴木利行
オールカラー160 ページ、私家版
会期中イベント情報
・「この星の中 レセプション」
開催初日に、簡単ですがオープニングレセプションも行います。
入退場自由。どなたでも参加いただけます。ぜひ気軽にお立ち寄り下さい。
日時：
2024年7月16日（火)
19:00 – 21:00
・「この星の中 トークイベント」
相澤 義和(写真家)×三森 いこ(出展作家)
写真集『愛情観察』『愛の輪郭』などを発表している写真家、相澤義和氏と、今回の出展作家、三森いこ
の二名がトークイベントを開催します。
主に人物を撮影し作品制作をしている写真家ふたりが、「この星の中」を通じて、「人を撮る」ことや自身
が大事にしていることについて対談します。
ぜひ合わせてご来場ください。
日時：
2024年7月20日(土) 15:00~16:00
会場：
TOTEM POLE PHOTO GALLERY
参加費：
予約不要/無料
- プロフィール及び、WebsiteやSNSのURL :
三森いこ（みもり・いこ）
1998年神奈川県横浜市生まれ。明治大学情報コミュニケーション学部卒。フォトグラファーとして
活動中。ポートレートをメインに作品を制作している。2023年に初個展「ここでまた会おうよ」を開
催。2024 年7 月、初個展の続編となる個展「この星の中」を開催、初の写真集を発表。
Instagram：
https://www.instagram.com/iko_mimori/
X：
https://x.com/iko_mimori - 作品画像（長辺1000px）:
こちらよりダウンロードをお願いします。
https://www.dropbox.com/scl/fo/kyqbwj28fstolnm0iug0g/AAXZ4FV8rNJKmT13dTIOitM?rlkey
=0tryhqw78gbldj0cygftm2mrc&dl=0
